1900年代前期 ベルギー フランスの高級サロン系アンティークフェアで買い付けました ブリュッセルミクス 幅広ポワンドガーズレースの襟です。 過去にいろいろなカラー（襟）をご紹介しましたが 今までで一番ボリューム感のある豪華なデザインです。 経年から来る極小のホールが見られますが（画像をご参照下さい。） ミリ単位の小さなホールですので全体のボリュームからご理解いただけるコンディションかと思います。 ひらひらとフリルのように愛らしいシルエットがお愉しみいただける美しいデザインです。 （幅）15cm/（平置き）W60×62cm

19世紀（推定1840年）ベルギー フランスの高級サロン系アンティークフェアで買い付けました マリアージュのお支度品、ポワンドガーズレースの扇子です。 当時の階級の高い良家の子女がお嫁に行く際 特別に作らせたもので ブリュッセルミックス デュシェスレースとポワンドガーズ、 白蝶貝のハンドルにはため息の出るような透かしの彫刻が施されています。 薔薇の刺繍（ポワンドローズ）は花弁に香水を染みこませたコットンをそっと忍ばせたといわれ、 なんともロマンティックな作品です。 気の遠くなるようなレース編みの意匠と、マザーパールのピアス細工の目を見張る美しい陰影と 随所に施されたいにしえの匠の技に感謝せずにはいられません。 ダメージの無いエクセレントコンディション。 まさに歴史が生んだ奇跡の逸品と思える秀品です。 （開いたサイズ）W46×D2.5×H25cm/（閉じたサイズ）W26×D5×2cm